農業は、楽しい

氏 名:安達 久真 さん
年 齢:23歳
出身地:朝日町
就農年次:平成19年



就農する前、農業に対するイメージはどんな感じでしたか?
 あんまりきれいな職業じゃないなと思っていましたが、楽しそうだなとも思っていました。
いつぐらいから就農を考えるようになりましたか?
 中央農業高校を卒業してから、2年間農業の専攻科に進みました。その在学中に、卒業してから就農しようかなと思っていました。

自家就農されたわけですが、今は何人で主穀作経営をされているのですか?
 両親と私の3人で、水稲と大豆を作っています。就農する時に「家族経営協定」を結んだので、私は機械のオペレーターをメインに田植えや草刈りなどを行い、父は水管理や肥料やりなどを行うというふうに役割を分担しています。今は、少しずつ色々なことを父から教わりながら、できることを増やしているところです。また、農閑期の冬場は、土木や高速の除雪などをして働いています。

3年経ってみて、いかがですか?
 もっと大変かなと思っていましたが、楽しいですね。日頃からできるだけいい品質のものを作りたいと思って取り組んでいるので、うまく育った時が一番嬉しいですね。日々、充実しています。もう他の職業は考えられません。


もっとこうしていきたい、こうなりたいという思いはありますか?
 早く丸々全部、農業の仕事ができるようになりたいです。毎日ではありませんが、冬場以外も土木業で働いています。今のところは何とか両立できているような感じですが、これ以上土木業の仕事が増えていくと、農業ができなくなりそうなので、今年で土木業を辞めて農業一本でやっていこうと思っています。どっちも中途半端になっていくのも良くないですしね。


土木業を辞められるということは、冬の間に何か新しいものを作られる予定なのですか?
 例えば、ハウスネギなど新しいものにチャレンジしてみたいと思っています。具体的に何を栽培するかはまだ決まっていないので、農林振興センターの方と相談しながら考えていきたいと思っています。

今後の目標は?
 できるだけ農薬などは使いたくないですね。品質が良くて安心できるものを作って、多くの人に食べてもらいたいと思っています。そして、これから3年ぐらいの間に、父から技術をすべて学んで、自分で段取りができるようになりたいです。

新規就農する方にメッセージを
 農業は自然と触れ合えることが、心身にすごくいいと思いますよ。ケガをせず、健康に気をつけて頑張ってほしいですね。

■現在の経営内容
水稲          約10ha
大豆          5〜6ha

■将来の経営構想(平成23年以降の目標)
・面積は維持
・品質の向上


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