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氏 名：中河 博 さん 年 齢：32歳 出身地：南砺市 就農年次：平成18年 |
| 有限会社「カナダ農園」に入社される前は、どんな仕事を？ |
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| 精肉店で１０年間働いていました。小学校の時からスキーとサッカーをしていますが、カナダ農園の社長と息子さんにはその時からお世話になっているんです。そういうつながりがあったからか、精肉店に勤務して５年過ぎた頃から、農業の仕事に就きたいなという考えを持つようになりました。しかし、一度就いた仕事なので、１０年は続けようと思い、それからカナダ農園に入れさせてもらったんです。前の職場の方とは今も交流がありますね。 |
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| なぜ、5年後からそのような考えに？ |
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| 家が兼業農家なので、その影響はありますね。また、外で働く仕事や体を動かす仕事の方が自分には向いているのではと思い始めたんです。精肉店に勤めたのは、接客をしたかったからなのですが、人に接する仕事ができて、なおかつ体を動かす仕事もできるのは農業かなと。家でも少しは経験しているので、農業を仕事にしたらいいんじゃないかと思ったからです。 |
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| カナダ農園は主穀作がメインですが、中河さんの担当は？ |
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 仕事の難易度は先輩方よりも低いのですが、お米のそれぞれの行程にすべて関わらさせてもらっています。さすがに、水管理は全然できないんですけど。１年に１回なので、振り出しに戻る部分がたくさんあるのが難しいなと思います。 |
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スポーツが農業に活かされているところは？ |
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| スキーは個人種目ですが、活動は基本的に団体行動なので、小さい時から友だちの作り方や仲間の中に入る術を覚えられたことは大きいかなと思います。農業も仲間に入れてもらうことで情報を得られることもありますし、上の方と良好な関係を築けたことでどんどん教えてもらえることもあります。
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| 社長の尊敬するところは？ |
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| 私がいうのもおこがましいのですが、お客さんに対する姿勢がものすごく誠実だと思います。常にお客さんに喜んでいただけるかということを考えられているのは、すごいなと思いますね。また、商品の安全性の管理も、機械の日々のメンテナンスも徹底されています。他の同業者の方が、その手入れを見て｢ここまでやっとるがけ｣と驚くほどなので、きちんとしたことを自分は学べているんだなと思いますね。そういうところはどんどん身につけていきたいと思います。 |
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| 砺波の農業青年協議会に所属を？ |
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砺波の農業青年協議会は大分勢いのあるところですね。これは自他共に認めるところだと思いますし、自分が誇れるところでもあります。一昨年１２月には、先輩からの提案で代かきの研修が開かれました。先輩がいわれるには、代かきは稲作の中で１番難易度が高くて重要なところだと。私はまだ難易度の高い作業はやらせてもらっていないので、代かきを教えていただけるという環境に置かれていることにすごく恵まれているなと感じました。僕らは先輩のそういったところを見習っていかないといけないなと思います。 |
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| これから身につけていきたいことは？ |
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| 日々の業務のレベルを上げていくことが第一だと思います。自分の作業内での段取りをしっかり行っていきたいと思っています。と同時に、最小限のことで最高の結果を出せるような仕事をしなきゃいけないと思うんです。無駄に頑張っても、結果が伴わなかったら意味がないので、これからもそういう考えで取り組んでいきたいですね。 機械に関しても、今は全部の機械に乗れるわけではないので、使わさせてもらえるようになるということと、使えるようになったらその質を上げていくということが、今、一番会社に貢献できることなのではと思います。覚えれば覚えるほど楽しくなると思うので、積極的に取り組んでいきたいですね。他にも、他の同業者の方からの情報を取り入れたり、先輩たちと良い方法を話し合ったりして変えていくことも大事なのかなと思いますね。社長もそう言ってくださっていますし。もっと他所を見て、どんどん変わっていかないといけないのかなと思います。 |
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| 新規に就農する方にメッセージを |
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| 農業青年協議会など、そういった会に出られるのがいいんじゃないかなと。そうすれば、世代が近いし、教えてもらえることもあると思うし、色々なメリットがあると思います。あとは自分が心がけていたことなのですが、常に素直さを持つということですね。いわれたことを素直に受け止めれなかったら、自分で自分を伸ばしにくい状況にしてしまうので、素直さを大事にされればいいんじゃないかなと思います。 |
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■現在の経営内容 |
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