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氏 名：滝本 瑞穂 さん 年 齢：24歳 出身地：入善町 就農年次：平成18年 |
| 家族経営で主穀作の栽培を？ |
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| 昨年３月に法人化して、代表取締役社長になり、家族３人で営んでいます。米と大豆がメインで、ネギやウコンも作っています。父が段取りをして、私は機械に乗って、それ以外はほとんど２人で行動していますね。祖父母はジャンボスイカや個人的な野菜を作っています。スイカは入善のブランドなので、それを絶やさないためには続けていくことが大事ですが、熟練の技が必要なので、私はＰＲ活動をしています。 |
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| 就農のきっかけは？ |
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| 父はサラリーマンだったんです。８年前にやめて専業農家になりましたが、ここら辺は農業を辞められるお年寄りが多いんですよ。農家がなかったので、うちにどんどん田んぼが集まってきて、１人じゃまわらなくなってきたんです。ちょうど、私が専門学校を卒業する時だったので、特にやりたいとも思っていませんでしたが、手伝い程度の軽い気持ちで就農しました。 |
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| 農業へのイメージは？ |
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| 田植えを手伝うのが嫌だったから、バイトばかりしてました。でも、専門学校生の時は、お父さんに頼まれれば休んで手伝うようになっていましたね。私も結構力になれるんだなと思って。そこら辺から変わったのかもしれません。でも、イメージはあんまり良くなかったですね。きついし。自分んちが農家じゃなかったら、やらなかったかな。 |
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| 4年経っていかがですか？ |
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| 入善町には若い農業者が多いんですよ。同級生も年下もいて話の合う人が多いから、色々なことを相談できるし、個人的に飲みに行って農業の話をするのが楽しいです。除草剤の種類や撒いた時期などの話で何時間も喋っています。情報交換も色々できるし、結構恵まれている環境なんですよね。仲間のおかげで結構支えられているかな。 |
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いい仲間がいるんですね。 |
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 男性は私のことを女ではなく、農業者として見て喋ってくれるから、気を使わなくていいので楽ですね。向こうがそう思ってくれているのは、結構嬉しいです。最初は｢女ができんだろう｣と思われていたらしいんですけど、今は父の力もあってそれなりに認めていてくれてるみたいですね。
最近は、ネットで仲よくなった若い女性の農業者の集まりがあって、仙台で初めて会ったんですよ。今は全国で１９人いますが、集まったのは５人。ネットで知り合ったけど、農業というつながりがあるので、トラクターやコンバインの話などでかなり盛り上がりました。そういう仲間を作って、個人的に楽しんでいます。
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| 喜びを感じる時は？ |
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| 農繁期が終わった時ですかね。遊びに行ける、飲みに行ける、やっと開放されたと思いますね。 |
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| 作業所も新しくされて |
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| そうです、最近出来たんですよ。壁はピンク。社長の権力ですよ（笑）。元の作業所が老朽化していたので、建替えて乾燥機を新たに３台導入して、かなり米に力を入れてしまいました。 |
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| 農業から学んだことは？ |
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| 家族といることの大切さを実感しています。あとは無駄に体力がつきましたね。父がヘルニアなので、力仕事は全部私なんですよ。1日10t以上担いで動かしていますね。農業をやっているといっても、ただ名前だけって思われやすいじゃないですか。そう思う人には、私の作業をぜひ見てほしいですね。父も農業者として任せてくれているし、仲間もそれで私のことを認めてくれるようになったから、有難いかなと思っています。 |
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| これからの目標は？ |
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| 安定した経営ですね。普通にご飯を食べていけれたらいいんですけど。ウコンやスイカ、米、大豆などを加工してネットで販売するとか、姉の夢である喫茶店で販売するとか色々考えていますが、会社を立ち上げて１年も経っていないので落ち着いてから考えようかなと思っています。姉も今年から就農すると言っているので、今のところは家族でやっていけたらと思っていますが、ゆくゆくは雇用も考えていかなければならないですね。 |
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| 新規に就農する方にメッセージを |
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| 頑張れ。技術は後からついてくるから、仲間づくりが大切だと思います。支え合える、同じ話題で盛り上がれる仲間を作ってください。 |
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■現在の経営内容 |
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